ウクライナ北東部ハルキウ州の州都ハルキウの郵便会社で6月30日午後、ロシア軍による攻撃があり、授業員の男性1人が死亡し、生後8カ月の乳児を含む10人が負傷した。ウクライナのゼレンスキー大統領やハルキウ州のシネフボウ知事がSNSに投稿した。

 ゼレンスキー氏の投稿によると攻撃には「誘導爆弾」が使われたという。シネフボウ氏はロシア軍が「民間人だけでなく、企業に対するテロを続けている」と非難した。

 ウクライナの首都キーウのクリチコ市長のSNSへの投稿によると、キーウ北部でも30日夕、ロシア軍が発射したミサイルの破片が落下し、アパートが破壊された。クリチコ氏によると、住人が急性ストレスの症状で治療を受けたという。(ブリュッセル=森岡みづほ)

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