【ソウル共同】韓国国防省は2日、陸軍が南北軍事境界線に近い訓練場で同日、地上射撃訓練を約6年ぶりに実施したと明らかにした。政府が6月、南北首脳が緊張緩和を図り締結した軍事合意の効力の全面停止を決めたことを受けた訓練。陸軍は、合意が砲撃を禁じた境界線から5キロ以内での実施を公表した。  陸軍は「今後、砲兵射撃と機動部隊訓練を定例的に行う」と強調した。海上では6月26日、韓国が黄海上の南北境界線と主張する北方限界線(NLL)付近で約7年ぶりの砲撃訓練を行っていた。  軍事合意の効力停止は、北朝鮮がごみをぶら下げた大量の大型風船を韓国側へ飛ばしたことなどへの対抗措置。


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