日本人観光客も多く訪れる韓国・ソウルの中心部で、1日夜、15人が死傷した事故で、防犯カメラの映像から、事故を起こしていた車が、複数の人がいる歩道に突っ込んだとみられることが分かりました。

事故現場付近に設置された防犯カメラの映像では、ガードレールのある歩道で複数の人が立ち話をしていますが、次の瞬間、この場所を車が走り去ったとみられ、店の前に積まれたコンテナなどが辺りに散乱しています。

現地消防などによりますと、1日午後9時半ごろ、ソウル市役所近くで乗用車が歩道に突っ込み歩行者をはね、これまでに9人が死亡、6人が重軽傷を負いました。

日本大使館によりますと、日本人の被害は無いということです。

現地メディアによりますと、車は現場近くのホテルを出た後、200メートルほど逆走し車2台にも衝突したとみられ、運転していた60代の男性は警察に「車が急発進した」と話しているということです。

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