2日、米ワシントンで話すバイデン大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は2日、不出来を批判された6月27日の大統領選討論会について、複数の欧州外遊で疲労が蓄積していたと弁明した。ワシントン近郊での資金集めの集会で「あまり賢明ではなかった。スタッフの意見を聴いていなかった」と悔やみ「ステージの上で眠りそうだった」と語った。  バイデン氏は6月5~9日にフランスを訪れ、いったん米国に戻った後、12~14日にイタリアを訪問し、先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席した。高齢による心身の衰えを指摘される中、外遊の疲労を弁明に持ち出したことで物議を醸す可能性もある。


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