【エルサレム共同】AP通信は3日、イスラエルが占領地ヨルダン川西岸で、過去30年で最大の土地接収を承認したと報じた。承認には7段階あり、今回は第1段階。最終承認まで数年かかる可能性がある。パレスチナ自治区ガザでの戦闘の一方、イスラエル軍は西岸でも軍事作戦を続けており、緊張が激化する恐れがある。  APによると、対象となったのはヨルダン渓谷の12・7平方キロメートル。イスラエル政府が1993年、パレスチナ解放機構(PLO)とパレスチナ暫定自治宣言(オスロ合意)に調印して以降、最大の面積になるという。  国際法は占領地での入植活動を禁じ、全ての入植地を違法とみなしている。


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