イギリスの総選挙は、日本時間7月4日午後3時から投票が始まりました。
日本時間4日午後3時50分現在(現地イギリスは午前8時前)、図書館は「投票所」と書かれた紙が貼られており、4日は投票所として使われています。
約50分ほど前に投票が開始され、ロンドン市民が少しずつ、投票するために集まってきています。
3日は最新の世論調査が発表され、スナク首相率いる与党・保守党の支持率が22%に対して、最大野党の労働党が39%と、大きなリードを保っています。
14年ぶりの政権交代は、ほぼ確実視されていて、現地メディアの報じぶりも、与党・保守党がどれだけ負けるかというところに集中してきています。
調査会社の議席予想では、労働党が現在の202議席から増やして、650議席のうち431議席を獲得し、一方の保守党は現在の365から大幅に議席を減らし、わずか102議席しか獲得できないとしています。
これは、保守党の歴史の中で過去最悪の敗北となる数字です。
さらに一部のイギリスメディアは、スナク首相自身も当落線上の危機と報じていて、現役の首相が落選すれば、イギリス史上初の事態となります。
ただ、田中支局長が今週、ロンドンや南部の町でどの政党に投票するかを市民に聞いてきましたが、多くの人々は「まだ決めていない」と答えていました。
大勢は、日本時間5日午後4時ごろには、ほぼ判明する見通しです。
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