【ジャカルタ=共同】インドネシア国家災害対策庁は18日、北スラウェシ州ルアン島のルアン火山(725メートル)で17日に起きた大規模噴火で、1万1千人超に避難を呼びかけた。16日から噴火を繰り返しており、大規模噴火時には付近住民は避難済みだったとみられるが、数人が噴石に当たるなどして負傷した。
気象庁は18日午前4時、日本への津波の影響はないと明らかにした。
インドネシアの火山地質災害対策局は17日夜、警戒レベルを最高の第4段階に引き上げ、火口から6キロ以内への立ち入りを禁じた。隣の島の住民にも、火山から遠い場所への避難を呼びかけた。
ルアン島はスラウェシ島の北方で、フィリピン・ミンダナオ島に近い。
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