6日、ベルリンを訪れドイツのベーアボック外相(左)と握手する英国のラミー外相(英外務省提供・共同)

 【ロンドン共同】ラミー英外相は6日、就任後初の外遊としてドイツを訪問し、ベーアボック外相と会談した。気候変動やロシアが侵攻するウクライナへの支援、中東情勢について協議したとみられる。主要な欧州の同盟国であるドイツを最初の訪問先に選び、英労働党のスターマー新政権が外交で最優先に掲げる欧州連合(EU)や欧州諸国との関係修復をアピールする狙い。  ラミー氏は7日にポーランドとスウェーデンを訪れ、ウクライナの支援強化や北大西洋条約機構(NATO)を通じた連携を協議する。9~11日に米ワシントンでNATO首脳会議に出席するスターマー首相にも同行する。


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