トルコ・イズミルで6月30日、爆発があり、5人が死亡、60人以上がけがをした。プロパンガスのボンベが何らかの理由で引火し、爆発したものとみられている。
爆発で一瞬でがれきの山に…
トルコ・イズミルの路上で30日、爆発が起きた瞬間をカメラが捉えた。突然、路上で真っ赤な炎が上がると同時に、辺りは一瞬で粉塵に包まれた。
この記事の画像(11枚)爆発後、空から降るがれきから頭を守りながら、必死に逃げる人たち。道路を走っていた車は吹き出す炎をギリギリで回避し、ドライバーが車を乗り捨て避難する姿もあった。
事故直後に撮影された映像には、爆発で周囲の建物の壁が崩れ落ち、路上ががれきで埋め尽くされる様子が捉えられている。
さらに、爆風で吹き飛んだガラス片などがあちこちに散乱し、何台もの緊急車両が駆けつけるなど、騒然となる現場では悲鳴もあがっていた。
原因はボンベ?引火して爆発か
爆発の原因は、道路沿いのレストランにあるプロパンガスのボンベが、何らかの理由で引火し、爆発したものとみられているが、前日にガスのボンベを新しいものへと交換する作業が行われていたという。
現地メディアによると、この爆発により5人が死亡、60人以上がけがをしたという。
現地警察は、レストランの経営者とガスボンベを交換した男を拘束し、現在も取り調べは続けられていて、爆発の詳しい原因を調べている。
(「イット!」 7月1日放送より)
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