フランスの国民議会総選挙の決選投票が行われ、1回目の投票で第一党に躍進した極右「国民連合」が第3位に後退しました。

世論調査会社の推計によると、左派連合「新人民戦線」が最多議席を獲得する勢いで、マクロン大統領率いる与党連合が第2位になるとしています。

一方、1回目の投票で第一党に躍進した極右「国民連合」は第3位に転落する見通しです。

「国民連合」が勢いを失った背景には、危機感を募らせた左派と与党連合が200を超える選挙区で候補者を一本化したことが挙げられます。

極右政権の誕生は回避されたものの、アタル首相はマクロン大統領に辞意を伝えると表明し、今後は連立をめぐり議会の混乱が予想されます。

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