イスラエル軍は、
▽8日、ガザ地区南部ラファでハマスの戦闘員ら30人以上を殺害したと主張し
▽7日には、北部のガザ市中心部の住民に退避を通告し、
ガザ地区の各地で攻撃を続けています。
一方、イスラエルとハマスの間では、停戦と人質解放に向けた交渉がエジプトやカタールの仲介で続いていて、第1段階で6週間停戦し、その後、恒久的な停戦を目指す案が協議されています。
イスラエルメディアによりますと、8日にはイスラエルの治安機関などによる交渉団が停戦交渉の一環としてエジプトを訪れ、閉鎖が続いているラファ検問所について協議するということです。
また、アメリカの複数のメディアは、CIA=中央情報局のバーンズ長官が今週にもカタールを訪問すると伝えています。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は停戦交渉について、7日の声明で「いかなる合意でも戦争の目標が達成されるまでは戦闘を再開できる」として、あくまでも目標に掲げたハマスの壊滅と人質解放を目指す立場を強調しました。
停戦に向けた仲介国を介した協議が続く中、ネタニヤフ首相が改めて強硬姿勢を示したことで交渉への影響が懸念されます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。