ブリュッセルの本部に掲示されたNATOのマーク(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米国家安全保障会議(NSC)のカーペンター欧州上級部長は8日、北大西洋条約機構(NATO)による新たなウクライナへの軍事支援策を発表した。ドイツにNATOの新司令部を設置し、訓練や装備面でロシアの侵攻を受けるウクライナ軍の育成に協力する。キーウ(キエフ)に上級代表を置き、ウクライナ政府との連携を強化する。  ワシントンで9日に開幕するNATO首脳会議で正式に表明する。ウクライナによる将来のNATO加盟を見据えた措置。カーペンター氏は、加盟が実現すれば初日から各国との連携が取れるようになるとした。


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