4日、米ホワイトハウスのバルコニーで時計を見るバイデン大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米海軍は9日、海軍兵が2月に米軍の医療データベースでバイデン大統領の医療記録に不正にアクセスを試みていたと明らかにした。実際にアクセスしたのはバイデン氏の記録ではなかったとしている。海軍兵は南部バージニア州の医療部隊に所属しており、好奇心から記録を探したと話している。  米メディアによると、海軍兵は懲戒処分を受けた。バイデン氏の私邸などで機密文書が見つかった事件で特別検察官がバイデン氏の記憶力の衰えを指摘し、健康状況に注目が集まった時期にアクセスを試みていた。  海軍は声明で「米軍のシステムは安全で、大統領の個人情報が危険にさらされたことは一度もない」と強調した。


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