連携協定を締結し、記念撮影する阪急阪神百貨店とハワイ州の関係者(10日、大阪市)

エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)傘下の阪急阪神百貨店は10日、米ハワイ州の経済や観光の振興を担うハワイ州産業経済開発観光局(DBEDT)と連携協定を締結した。ハワイ産品の展示販売イベントを日本国内で開いたり、関連通販の品ぞろえを強化したりする。ハワイ産品の市場規模に関する消費者調査なども実施したい考えだ。

DBEDTが日本の国内企業と連携協定を結ぶのは初という。阪急阪神百貨店は2014年から定期的にハワイ産品を販売する「ハワイフェア」を開いており、国内客だけでなくインバウンド(訪日外国人)からも支持を得ている。23年からは「ハワイライフ事業」と題してハワイの情報を発信するSNS(交流サイト)アカウントをつくったり、専用の通販サイトを開設したりしている。

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