ガザ地区での戦闘が続くなか、パレスチナの国連正式加盟に向けた決議案が国連安全保障理事会で採決にかけられましたが、アメリカの拒否権によって否決された。

パレスチナは現在、国連総会などで投票権がない「オブザーバー国家」と位置づけられていて、ガザ地区での戦闘が続くなかパレスチナを加盟国として認めるかどうかの協議が4月、2011年以来13年ぶりに安保理で再開されていた。

18日に行われた採決では、日本を含む12か国が決議案に賛成したものの、アメリカは「パレスチナの国家化は当事者間の直接交渉によってのみ実現する」とイスラエルの合意の必要性を主張し拒否権を発動した。

イギリスとスイスが棄権した。

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