【ニューヨーク共同】米有力紙ニューヨーク・タイムズ電子版は11日、11月の大統領選でトランプ前大統領の返り咲きに反対する社説を掲載した。「言動が危険で、国家より自己を優先し、われわれが従う法律を嫌う。指導者にふさわしくない」と訴えた。  トランプ氏は15~18日の共和党大会で党候補に正式指名される。同紙は大統領選の争点について「大統領としての資質」が重要だと指摘。トランプ氏の言動や公約は「社会の分裂や怒りを今以上に激しくする」として、共和党に正式指名を再考するよう求めた。  同紙は、高齢による心身の衰えが懸念される民主党のバイデン大統領に対しても大統領選からの撤退を求めている。


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