12日、カトマンズのネパール議会で演説するダハル首相(ロイター=共同)

 【ニューデリー共同】ネパールのダハル首相は12日、下院で行われた信任投票で過半数を獲得できず、政権交代が確定的となった。ダハル氏率いる第3党のネパール共産党毛沢東主義派(毛派)と連立を組む第2党の統一共産党(UML)が離反したため。  UMLは、第1党で野党のネパール会議派(NCP)と新たに連立を組む。次回下院選が行われる2027年までの間、首相を両党から交互に選ぶことで合意しており、UMLのオリ元首相が近く、首相に返り咲くとみられている。


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