時速180kmで逃げる盗難車とのカーチェイスが、韓国の繁華街で行われていました。
車を盗んだ犯人の居場所は、犯人自らのある行動がきっかけで明かされました。
盗まれたのは、道の端に寄せて止まった白い乗用車。
ドライバーが鍵もかけずに降りる様子を、白い帽子の男が見ていました。
辺りをキョロキョロと見渡した後、車に一直線に向かい、あっという間に車を盗んでいきました。
しかし、盗難からわずか17分後に、盗難車と男の居場所が明らかになりました。
盗まれた車のドライブレコーダーの映像には、男がコンビニに立ち寄り、車の持ち主のカードを使ってたばこを買おうとした様子が映っていました。
この時、車の持ち主にカードの不正利用の通知が届き、そこには男のいるコンビニの名前がありました。
持ち主はすぐに通報し、パトカーが周辺を捜索したところ、盗難車を発見し、夜のカーチェイスが始まりました。
盗難車は、交差点で逆走したまま赤信号を無視し、暴走。
この時、時速180kmで交差点を突っ切っていったとみられています。
その後も、猛スピードで逃げ、危険な逃走劇は約50分に及びました。
最後は前に回り込んだパトカーに挟み撃ちにされ、盗難車がストップ。
警察は、最後まで抵抗する男を車から引きずり降ろし、ついに逮捕しました。
調べに対し、男は、「生活の苦しさから、お金を稼ぐために車を盗んだ」と容疑を認めているということです。
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