ブラジルの日系人の団体がサンパウロで毎年開いている「日本祭り」は、海外で行われる日本文化の関連イベントとしては最大規模とされています。

会場となったサンパウロ市内の展示施設には全国の都道府県人会や現地に進出する日本企業などからおよそ300のブースが並び、訪れた人たちは高知県のかつおのたたきや愛知県のみそカツ丼などの郷土料理を楽しんでいました。

ブラジルで年々、日本食の人気が高まっていることを受けて、今回の祭りでは輸入業者や飲食店の関係者を対象に日本各地の特産品や郷土料理を直接売り込むためのコーナーも初めて設けられ、盛んに商談が行われていました。

このうち熊本の特産品を紹介するため現地を訪れた熊本物産協会の西田卓会長は「世界で唯一、全国の都道府県人会があるサンパウロに日本や熊本のよいものをお届けしたいです」と話していました。

日本祭りは14日まで3日間の日程で開かれ、およそ19万人の来場が見込まれています。

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