中国・チベット自治区の観光スポットで6月25日、2組のカップルによる取っ組み合いのけんかが起きた。
周りの観光客を横目に“肉弾戦”にヒートアップしたけんかの原因は、エベレストをバックにした“映えスポット”の奪い合いだった。
取っ組み合い!観光地での大乱闘
中国・チベット自治区で6月25日、観光客が絶えない人気の観光スポットで起きた、2組のカップルによる取っ組み合いのけんかをカメラがとらえた。
けんかが起きたのは、エベレストの絶景を間近に臨む展望台でのことだった。
撮影された映像では「殴り合っている」、「おい!」という周囲の声を横目に、2人の男性が互いにつかみかかっていた。
女性が「やめて!手を放して」と叫ぶものの、男性たちは倒れてもつかんだ手を離さず、けんかは続いた。
その時、もう1人の女性がけんかに乱入し、地面に押さえつけられている男性を踏みつけた。
押さえつけている男性は、「こいつが先に手を出したんだ!俺はけんかしたくない!」と、“自分は悪くない”とアピールした。
周りの観光客たちはどこ吹く風で、「ちょっと、1枚撮らせてください」という声もあり、けんかの仲裁よりも、早く絶景を背景に記念写真を撮りたいという様子がうかがえた。
さらにカップル同士のけんかを気にすることなく、腕立て伏せをして写真を撮る人もいた。
原因は“映えスポット”の奪い合い
現地メディアなどによると、カップルがエベレストをバックに写真を撮ろうとしていたところ、別のカップルがその位置で写真を撮りたいと、撮影場所を奪おうとした。
そのことから、両者で口論になり、取っ組み合いの“肉弾戦”に発展したという。
2組のカップルによるけんかは、酸欠のためあっけなく幕引きになった。
その後、警察に身柄を拘束されたという。
(「イット!」 7月10日放送より)
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