【ミルウォーキー共同】全米から集まった参加者は口々にトランプ前大統領の名前を叫び、自分たちの大統領候補決定に熱狂した。ウィスコンシン州ミルウォーキーで15日開幕した共和党大会。党シンボルカラーの赤いプラカードが会場を彩り、お祭りムード一色に。副大統領候補に選ばれたバンス上院議員への期待と不安の声が交錯した。  「米国を再び偉大に」のスローガンが会場の至る所に掲示され、Tシャツや帽子などトランプ氏のグッズ販売店に多くの人が列を成した。テキサス州の代議員は赤色のシャツにカウボーイハット姿で異彩を放った。指名投票手続きでトランプ氏の名前が出るたびに大歓声が挙がった。  テネシー州のウェイン・ホルコムさん(65)はトランプ氏が13日の暗殺未遂事件で命に別条はなかったことに「神に守られ天使が肩に乗っている。なるべくして大統領になる」と話した。  妻と会場入りしたバンス氏は代議員らと笑顔で握手した。ニューヨーク州のピーター・ギウンタさん(30)は「新しい世代が出てくるのはいいことだ」と39歳のバンス氏に期待した。


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