スーダン国境に近いチャド国内で診察を受けるスーダンの子ども=4月(AP=共同)
【カイロ共同】国際移住機関(IOM)は16日、アフリカ北東部スーダンで昨年4月に国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の内戦が始まって以降、国内外に逃れた避難民が1千万人を超えたと発表した。全人口の20%以上に相当し、約半数は18歳未満の子どもだという。 戦闘は軍とRSFの権力争いを背景に始まり、首都ハルツームなどから各地へ拡大した。食料不足など深刻な人道危機も起きており、国連などが停戦に向けた仲介を目指しているが、収束の兆しは見えていない。 IOMによると、国内避難民は約780万人で、国外は約220万人。
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