16日、パリの大統領府を後にするアタル首相(ロイター=共同)
【パリ共同】フランスのマクロン大統領は16日、国民議会(下院)総選挙でマクロン氏の中道与党連合が敗北したことを受け、慰留していたアタル首相の辞任を受け入れる方針を決めた。フランスメディアが伝えた。ただ当面は暫定内閣の長として職務を続行し、26日開会のパリ五輪などを担当する。次期首相の見通しは立っていない。 7日の総選挙決選投票を受け、アタル氏は8日、首相任免権を持つマクロン氏に辞意を伝えたが、マクロン氏は国の安定を確保するためとして、当面留任するよう要請していた。
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