党大会初日に銃撃事件後初めて公の場に姿をみせたトランプ前大統領は、イギリスのジョンソン元首相と会談し、笑顔で握手を交わす写真を16日、SNSに投稿しました。

党大会2日目の16日は共和党の候補者選びでトランプ氏と最後まで指名争いを繰り広げたヘイリー元国連大使が演説することになっています。

一時、トランプ氏と距離をとっていたヘイリー氏は、当初、党大会に招待されていませんでしたが、銃撃事件後、急きょ、参加することになったと伝えられています。

ヘイリー氏は事件後、SNSに「大統領候補に対する暴力は決して常態化させてはならない」と投稿し、トランプ氏に寄り添う姿勢を示していました。

党大会ではヘイリー氏に続いて同じく、トランプ氏と指名を争ったフロリダ州のデサンティス知事も演説する予定です。

銃撃事件後、トランプ氏は団結を呼びかけていて、党内で自身と距離を置く一部の党員がヘイリー氏などを支持してきたことも踏まえ、党の結束を強調するねらいがあるものとみられます。

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