イラン中部イスファハン州で爆発があった後、首都テヘランで日常生活を続ける人々=19日(ゲッティ=共同)

 【テヘラン共同】核施設のあるイラン中部イスファハン州で爆発音―。イスラエルによるイラン反撃の一報が飛び込んだ19日早朝、核施設が標的になったのではないかとイラン国民に緊張が走った。国営放送はその後、核施設は無傷と強調した。「平穏な金曜日の朝」とするイスファハンからの中継を続け、不安打ち消しに躍起になった。  「イスファハンがイスラエルの攻撃を受けている」。首都テヘランのマリヤムさん(41)はニュースの一報を見て眠っていた夫をたたき起こした。核施設への攻撃はなかったと聞き「少し安心したが、まだ緊張している」とこわばった声で語った。


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