被爆80年を前に広島を訪問しているマハトマ・ガンジーのひ孫、トーシャ・ガンジー氏が17日初めて、原爆資料館を訪れ原爆慰霊碑に花を手向けました。
トーシャ・ガンジー氏は来年の被爆80年のイベント準備のために来日していて、17日初めて原爆資料館を訪れました。
トーシャ氏はおよそ1時間にわたり資料館内部を視察、被爆の実態について熱心に質問していました。
その後、平和公園の原爆慰霊碑に献花し、犠牲者を悼みました。
【トーシャ・ガンジー氏】
「広島に原爆が落ちたことは戦争の終結のために必要だったと正当化されてきた。しかし、私は誰にも正当化できるものではないと思う。世界最悪の戦争犯罪のひとつだと思う」
一方で、インドがNPT=核拡散防止条約には加盟していない「核保有国」であることについて記者団に問われ、トーシャ氏は「恥ずべきことだ」と述べました。
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