「元山葛麻海岸観光地区」の建設状況を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(左端)=16日、北朝鮮東部江原道(朝鮮中央通信=共同)
【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は16日、東部江原道の「元山葛麻海岸観光地区」の建設状況を視察した。海洋資源を活用した観光開発の一環で、金氏は「わが国で最も有名な観光地だと世界に位置付けられる国宝級の海洋公園ができる」と満足した。同国メディアが18日、報じた。 金氏は、建設工事が最終段階にあり、来年5月までに同地区を開業する見通しも明らかにした。金氏は2018年から同地区の建設現場の視察を繰り返している。当初の計画よりも開発に時間がかかっているもようだ。 金氏は最近、別のスキー観光地の視察もしており、ロシアや中国などの海外観光客の誘致を進める姿勢を示している。
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