【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(7月17日の動き)

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“南部の集落からウクライナの部隊撤退” ウクライナメディア

ウクライナのメディアは、ウクライナ軍が去年奪還したとしていた、南部ヘルソン州のドニプロ川の東岸地域にある拠点クリンキの集落から、ウクライナの部隊が撤退したと、軍の関係者の話として伝えました。

ウクライナ軍は去年、ドニプロ川を渡ってロシアの占領地域で奪還作戦を行っていましたが、ロシアが再び掌握し、ウクライナ側が劣勢になっているものとみられます。

東部でも、ウクライナ側が去年奪還したとしていたドネツク州の集落ウロジャイネについて、ロシア側は14日、再び掌握したと発表していて、ロシア軍が東部と南部で攻勢を強めているとみられます。

ゼレンスキー大統領 マレーシア航空の旅客機撃墜にあわせ声明

ウクライナでは17日、ゼレンスキー大統領が、オランダ発のマレーシア航空の旅客機が東部の上空で撃墜されて乗客乗員298人が死亡した事件から10年となるのにあわせて、SNSに声明を投稿しました。

事件では、東部の親ロシア派の武装勢力の元幹部が関与したとしてオランダの裁判所から終身刑の判決を言い渡されています。

ゼレンスキー大統領は「ロシアの殺人犯が旅客機を撃墜して10年たった。誰がウクライナに戦争を仕掛けたのか、ロシアの悪はわれわれだけの脅威ではないことを世界が知ることになった」として、軍事侵攻を続けるロシアを改めて非難しました。

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