日本人母子の切り付け事件現場とみられるバス停近くで、胡友平さんのために供えられた花束=6月30日、中国江蘇省蘇州(共同)

 【上海共同】スクールバスを待つ日本人母子が6月に切り付けられた中国江蘇省蘇州市で16日、市トップの劉小濤・市共産党委員会書記が現地に進出する日系企業トップと会見し「外国人にいっそう便利で快適、安全な環境を提供するよう努力する」と語った。地元紙、蘇州日報が17日に伝えた。  蘇州が危険との認識が日本で広まり、投資の停滞や進出企業の撤退を招くことを防ぐため、市トップ自らが安全確保をアピールした形だ。  蘇州では、未就学の男児と30代の母親が中国人の男に切り付けられ負傷。バスの案内係の中国人女性が刺され死亡した。


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