中国共産党の重要会議「三中全会」が18日閉幕し、「中国式現代化」を推進するための改革を、建国80年にあたる2029年までに完成させることを決定しました。

国営新華社によりますと、今月15日から北京市内で行われていた「三中全会」は、18日に閉幕し、中国独自の発展モデルである「中国式現代化」の推進に向けた決定が採択され、建国80年にあたる2029年までに完成させることが決定しました。

また国家安全について「中国式現代化を平穏に進めるための重要な基礎だ」と述べ、発展と国家安全の両方を重視する方針を確認しました。

一方、会議では人事についても議論され、重大な規律違反などが確認されていた李尚福前国防相の党籍剥奪処分が承認され、秦剛前外相の共産党中央委員の辞任が認められました。

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