【キーウ、ワシントン=共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は20日のX(旧ツイッター)への投稿で、米共和党のトランプ前大統領と電話会談したと明らかにした。トランプ氏が共和党の大統領候補に指名されたことに祝意を示した上で、直接会談することでも合意したという。

ゼレンスキー氏は電話会談で、13日に起きたトランプ氏の暗殺未遂事件を非難。米国の民主、共和両党による超党派でのウクライナ支援の重要性を指摘した。「平和を公正で永続的なものにするための措置について話し合うことで合意した」と説明している。

トランプ氏も、ゼレンスキー氏から電話を受けたとソーシャルメディアで明らかにした。ロシアによる侵攻を終わらせ、繁栄へ道筋をつける合意に向け「われわれは協力し、交渉を進められる」と期待を示した。

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