イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南部を空爆し、少なくとも37人が死亡しました。

中東のテレビ・アルジャジーラによりますと、ガザ地区南部にあるハンユニスの東部地域の住民に対し、イスラエル軍が避難命令を出したわずか15分後に、空爆が始まったということです。

この地域には避難民が生活する家屋やテントなどがあり、ガザ保健省によりますと、これまでに女性や子供を含む37人が死亡、120人以上が負傷したということです。

イスラエル軍は、この地域にはイスラム組織ハマスのロケット弾を撃つ拠点などがあっため、攻撃を行ったと主張しています。

一方、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長は、ガザ北部にむかう国連の車列が21日、イスラエル軍から移動の承認を受けていたにもかかわらず、激しい攻撃を受けたと明らかにしました。

負傷者はいなかったということですが、ラザリーニ氏は人道支援者に対する攻撃を批判しています。

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