ロイター通信と調査会社イプソスは、アメリカのバイデン大統領が選挙戦からの撤退を表明したあとの今月22日から23日にかけて全米を対象に世論調査を行いました。

それによりますと、「もし、大統領選挙がきょう実施され、民主党のハリス氏と共和党のトランプ氏が候補者だった場合、誰に投票するか」という質問に対し「ハリス氏」と答えたのは39%、「トランプ氏」も39%で、きっ抗していることがわかりました。

今月16日の調査で「バイデン氏とトランプ氏が候補者だった場合、誰に投票するか」という質問では、「トランプ氏」が39%、「バイデン氏」が36%でトランプ氏がバイデン氏を3ポイントリードしていました。

一方、人気俳優のジョージ・クルーニーさんは23日、CNNテレビに声明を出し「われわれはハリス副大統領の歴史的な挑戦を支援するため、できるかぎりのことをする」としてハリス氏への支持を表明しました。

クルーニーさんはバイデン氏を支援してきましたが、討論会のあとの今月10日、有力紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し、バイデン氏では選挙に勝てないなどとして、選挙戦からの撤退を求めていました。

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