【キーウ共同】ウクライナの地元メディア、ウクラインスカ・プラウダは23日、最高会議(議会)議員の話として、受刑者3800人がウクライナ軍に入隊したと報じた。兵力確保に向け、受刑者計5千人近くの入隊を見込む。入隊後、既に死傷した者もいるという。  議会は5月、収監中の受刑者が軍に入隊できるようにする法案を可決した。殺人、強姦、汚職、国家安全保障に関わる犯罪などで収監された受刑者は対象外。  英軍のラダキン国防参謀長は今月23日、ロシアによる22年2月の侵攻開始以降、ロシアの死傷者は55万人に上るとの推計を示し「ロシア軍を侵攻開始時の状態へ建て直すには5年を要するだろう」と指摘した。


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