パリ郊外にある五輪の選手村の居住エリアが24日、報道陣に公開された。ネイルをしたり、ゲームをしたり、試合会場では見られないリラックスモードの選手たちの姿があった。

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イスやビーズクッションが置かれた野外のエリア=2024年7月23日午後4時8分、パリ近郊、長島一浩撮影

 今大会初めて設置された「育児室」では、選手が子どもと過ごすことができる。オムツやベビーベッド、ぬいぐるみなどがそろえられていた。

 別の棟のボックスでは、性感染症の予防のためにコンドームを無料で受け取れる。袋には公式マスコットキャラクター「フリージュ」の絵とともに、「愛のフィールドではフェアプレーを」などと記載されていた。

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コンドームが無料で配布されていた=2024年7月23日午後4時45分、パリ近郊、長島一浩撮影

 レストランでは、フランス料理やアジア料理、イスラムの戒律に従ったハラル料理などが選べ、トレーをもった選手たちで混み合っていた。

 また、ゲームコーナーでは、選手らがバスケットボールのゲームをしたり、ビデオゲームをしたりしてリフレッシュしていた。美容室では、ネイルをしたり、ひげそりをしたりする選手がいた。

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選手村の中には、美容院も設置されている=2024年7月23日午後4時38分、パリ近郊、長島一浩撮影

 東ティモールの陸上代表、マヌエル・アタイデ選手(23)の部屋は2人部屋で、扇風機と服を掛けるラックがある簡素なつくり。「快適だよ」と笑顔で話した。

 ウクライナ選手の居住アパートの窓には、ウクライナの子どもたちの応援ポスターが貼られていた。近くにある五輪オブジェには、記念撮影をする選手や関係者が絶え間なく訪れた。(パリ=河崎優子)

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バスケットボールのゲームを楽しむ人たち=2024年7月23日午後3時2分、パリ近郊、長島一浩撮影
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ウクライナの選手が入る建物の入り口には、数多くの絵が貼り付けられていた=2024年7月23日午後4時1分、パリ近郊、長島一浩撮影
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選手村の部屋で、リラックスしていた東ティモールの陸上の選手=2024年7月23日午後5時4分、パリ近郊、長島一浩撮影
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五輪のシンボルマークが掲げられた広場で写真を撮影する人たち=2024年7月23日午後3時39分、パリ近郊、長島一浩撮影
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選手村の中には育児室もある=2024年7月23日午後4時31分、パリ近郊、長島一浩撮影
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選手村のレストランには、フルーツが並んでいた=2024年7月23日午後3時13分、パリ近郊、長島一浩撮影
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日本の選手らが入る選手村の建物=2024年7月23日午後5時29分、パリ近郊、長島一浩撮影
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選手村の中にあるネイルサロン=2024年7月23日午後4時36分、パリ近郊、長島一浩撮影
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ウクライナの選手が入る選手村の建物=2024年7月23日午後3時59分、パリ近郊、長島一浩撮影
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ウクライナの選手が入る建物の入り口には、数多くの絵が貼り付けられていた=2024年7月23日午後4時5分、パリ近郊、長島一浩撮影
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食料品や飲み物などが販売される店=2024年7月23日午後4時20分、パリ近郊、長島一浩撮影
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選手村の中には、ビデオゲームが設置される場所もある=2024年7月23日午後4時11分、パリ近郊、長島一浩撮影

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