【ワシントン共同】米国滞在中のモンゴルのエルベグドルジ元大統領は24日、共同通信のインタビューで、ロシアとの関係強化が進む北朝鮮について「極めて危険」だと警戒感を示した。北朝鮮による拉致問題などを巡り、モンゴルとして仲介役を果たす用意があるとも述べた。  エルベグドルジ氏は、ウクライナ侵攻によってロシアの国際的な孤立が深まったことで、ロシアが「(核を保有する)北朝鮮とその政権に気に入られようとしている。非常に不幸な状況で、極めて危険」だと語った。  日朝双方と良好な関係のモンゴルは、拉致被害者横田めぐみさんの両親と、めぐみさんの娘のキム・ウンギョンさんらとの面会の場などになってきた。


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