【ワシントン共同】厳重に警備が敷かれた路上で怒号が飛び交う。イスラエルのネタニヤフ首相が演説したワシントンの米議会周辺では24日、数千人が参加した大規模な抗議デモがあり、パレスチナ自治区ガザの甚大な民間人犠牲を招いた「戦争犯罪人」だと非難した。一部は暴徒化し、警察官との衝突も起きた。  演説開始前から目抜き通りは、ガザに連帯を示すためアラブ風スカーフ「クフィーヤ」を身に着けた人でごった返した。若年層やアラブ系に加え、年配の男女やユダヤ人の姿も。  パレスチナの旗を掲げていた白人女性イマン・ポッターさん(70)は、バイデン政権や議会指導部がイスラエルの「戦争犯罪」を支えていると指弾した。


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