パリオリンピック開幕を10時間後に控える中、26日朝、フランスの高速鉄道TGVのパリとフランス北部や東部をつなぐ複数の路線で「大規模な破壊行為」があり、運航が乱れているとパリ国有鉄道や地元メディアなどが報じた。

TGVを運航するフランス国営鉄道によると、高速鉄道TGVへの「大規模な攻撃」は3カ所で行われ、電気系統が狙われていたという。復旧までは少なくとも週末一杯かかるとしている。

また地元メディアによると複数の地方で線路沿いの信号機器が放火されたとの情報が出ている。

フランス国鉄は「高速鉄道網の麻痺を狙ったこの大規模な攻撃を受けて、多数の列車が迂回または運休となっています。影響を受ける旅行者には電子メールまたはSMSで連絡されます。可能な限り旅行を延期し、駅に行かないようお願いいたします。これらの中断された旅のチケットはすべて交換および払い戻しが可能です」と呼びかけている。

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