ガザ地区では27日もイスラエル軍による攻撃が続き、地元のメディアは南部ラファで住民5人が死亡したなどと伝えています。

また、イスラエル軍は南部ハンユニスからイスラエル側へロケット弾が発射されたため、テロ組織への軍事作戦を行うなどとして、ハンユニスの南側の地域の住民に対し一時的に退避するよう通告しました。

攻撃が激化すればさらなる犠牲者の増加が懸念されます。

一方、イスラエルのネタニヤフ首相は26日、アメリカのトランプ前大統領と南部フロリダ州で会談し、この中で、停戦と人質の解放に向けた協議で交渉団を来週はじめにもイタリアの首都ローマに派遣することを明らかにしました。

アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、ローマでCIAのバーンズ長官がイスラエルや仲介国の高官らと会う見通しだと伝えていて、停滞する交渉に進展がみられるか注目されます。

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