北朝鮮と中国との境界にある河川が氾濫し、5000人が孤立したと北朝鮮メディアが報じました。
朝鮮中央テレビは29日朝の放送で、金正恩総書記が災害現場を訪れ、市民の救助を現地指導したと報じました。
報道によりますと、27日、北朝鮮と中国で降った記録的な大雨により中国との境界にある川、鴨緑江が氾濫し、5000人が孤立したということです。
金総書記をはじめ、政府や軍の幹部が現地入りし、ヘリコプターで約4200人を救助したとしていて、避難した市民を見守る金総書記の写真などを公開しています。
金総書記は「必要な救助手段もまともに準備していなかった」職務怠慢だとして政府幹部などを叱責したとしています。
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