ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、SNSで、ロシア軍が、この1週間だけも、およそ700発の誘導爆弾や100機以上の無人機を使ってウクライナ各地を攻撃したと明らかにし、ロシアを批判しました。

そのうえでゼレンスキー大統領は、ウクライナ国民を守るために高性能な防空システムが必要だとして、各国に供与を呼びかけました。

一方、ロシア国防省は29日、ウクライナの無人機による攻撃がウクライナと国境を接する地域を中心に相次いだと発表しました。

さらに3機の無人機は、ロシア北西部のレニングラード州の上空で撃墜したとしています。

レニングラード州は、ウクライナとの国境から、およそ900キロメートル離れていることから、ウクライナがロシア領内の奥深くまで無人機による攻撃を行っていることを伺わせていて、双方の応酬が続いています。

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