【北京共同】北朝鮮メディアは31日、同国北部で記録的豪雨による洪水が発生したことを受け、金正恩朝鮮労働党総書記が29、30両日に被災地の新義州で党幹部らを集めた政治局緊急拡大会議を開いたと伝えた。金氏は初動の不備で「容認できない人命被害まで出た」と明らかにし、李太燮社会安全相を更迭した。  人命被害の規模は不明だが、27日に新義州と周辺地域で約5千人の救助に軍が動員されている。この地域では約4100世帯が被災した。  金氏は被災地をボートで視察。特別列車内で開かれた会議では、初期対応が十分なら被害は最小化できたと指摘。職務怠慢で人命被害が起きたとし「厳しく処罰する」と述べた。


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