【ワシントン共同】米民主党全国委員会は３０日、大統領選の党候補を正式指名するため全米各州などの代議員によるオンライン投票を８月１～５日に実施すると発表した。立候補資格を満たしたのはハリス副大統領だけだったことも明らかにし、ハリス氏選出が確定的となった。 　ロイター通信によると、ハリス氏は１１月５日の投開票日まで３カ月となる８月５日にも副大統領候補を発表する見込みという。翌６日から副大統領候補と共に複数の激戦州を回る。初日は東部ペンシルベニア州で、同州のシャピロ知事は有力な副大統領候補の一人だ。 　民主党全国委によると、ハリス氏は候補届け出の締め切りまでに、投票権を持つ代議員の９９％から推薦を得た。投票期間は８月１日午前９時～５日午後６時（日本時間１日午後１０時～６日午前７時）となる。 　ハリス氏は３０日、激戦州の一つ南部ジョージア州の州都アトランタで集会を開き「選挙の勢いが変わりつつあり、（共和党候補）トランプ（前大統領）もそれを感じている」と語った。


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