インド南部ケララ州の山あいの地域では、降り続いた大雨の影響で30日の明け方にかけて、複数の場所で大規模な土砂崩れが発生しました。

現地の当局者は、これまでに150人以上の死亡が確認されたと発表しましたが、地元の主要メディアは今も多くの人たちが倒壊した住宅などに取り残されていると伝えていて、犠牲者がさらに増えるおそれがあります。

現地からの映像では、大量の土砂や流木が住宅や建物に流れ込み、軍や警察などが捜索活動を続けている様子が確認できます。

インドでは、モンスーンと呼ばれる雨季にあたるこの時期、毎年、各地で大雨による被害が相次いでいて、去年8月には北部ヒマチャル・プラデシュ州で洪水や土砂崩れによって50人以上が死亡しました。

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