ハマスのハニーヤ最高幹部は先月31日、訪問先のイランで殺害され、ハマスやイランはイスラエルが攻撃したとして非難しています。
ハニーヤ最高幹部のひつぎはこれまで活動の拠点としてきたカタールに運ばれ、2日、首都ドーハのモスクで行われた葬儀にはハマスの幹部や、カタールのタミム首長も参列しました。
モスクの前には金属探知機が設置され、スマートフォンなどの電子機器の持ち込みが禁止されるなど厳重な警戒態勢が敷かれました。
集まった市民からはイスラエルへの報復を求める声があがり、パレスチナ人の男性は「彼は私たちのリーダーだ。かなり激しい報復が行われるだろう」などと話していました。
モスクでの葬儀では、ハニーヤ最高幹部らのひつぎが置かれ、参列した人々は祈りをささげたあと、パレスチナの旗を掲げながら「われわれはイスラエルを認めない」などと声を上げていました。
ロイター通信などによりますと、ハニーヤ最高幹部のひつぎはその後、家族やハマスの関係者などが見守る中、ドーハ市内の墓地に埋葬されたということです。
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