【シドニー共同】オーストラリア当局がX(旧ツイッター)に対し、シドニーの教会で起きた刃物襲撃事件に関する残酷な映像や過激な主張を含む投稿を削除するよう求めたことに、オーナーのイーロン・マスク氏が「検閲」と反発し削除を拒否した。アルバニージー首相は22日、Xの対応を「異常だ」と非難し、対立が深まっている。  シドニーでは13日、商業施設で買い物客が刃物で無差別に襲われ6人が死亡した。15日にはキリスト教の教会で礼拝中、司教ら4人が16歳の少年に刃物で襲われ、負傷する事件が起きた。  いずれの事件も衆人環視の中で発生。遺体や襲撃場面の写真や動画のほか、襲撃事件を礼賛する投稿が拡散した。


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