外国人観光客を県内に積極的に呼び込もうと、福井市と市観光協会は石川県の小松空港で、福井の観光PRを始めました。
 
3月に敦賀まで延伸した北陸新幹線。台湾や韓国などからの空の玄関口、小松空港を利用する外国人観光客にとって福井を訪れるための利便性が向上しました。
  
10日、小松空港では市職員と「朝倉ゆめまる」が観光客を出迎えました。台湾からの便で到着した観光客に、足羽川の桜並木など県内の見どころを紹介した 外国人観光客用の観光パンフレットや、市のキャラクター「福いいね!」のキャンディといったノベルティを配りました。
 
外国人観光客:
Q福井県を知っているか-
「知っている」
「(新幹線が通ったことは)知らなかった。次は新幹線に乗って訪れてみたい」
「福井は知っている。前に来たことがある、車で。(新幹線を)利用してみたい」
 
福井市国際室・来丸浩基さん:
「福井は、海外のお客様が直接入ってくるという意味では小松は玄関口である。小松には新幹線も通る。福井の方に足を運んでいただけるきっかけは十分にある。」
 
県によりますと、2023年に県内を訪れた外国人観光客のうち、台湾から来た人は延べ約1万3600人で、香港に次いで2番目に多くなっています。
 
福井市などによる小松空港での観光PRは、7月ごろまで毎月行われます。

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