8日に帰国したのは、パリオリンピックの卓球の混合ダブルスで銀メダルを獲得した北朝鮮のリ・ジョンシク選手とキム・クムヨン選手です。

2人は、経由地の北京の空港で北朝鮮の国旗が描かれたジャージやTシャツを着て記念写真に応じるなど歓迎を受けましたが、記者団の問いかけには応じませんでした。

北朝鮮のペアはオリンピックの予選以外、この3年間、国際大会に出場しない中、1回戦で日本のペアに勝利するなど注目を集めました。

また、北朝鮮は韓国を「敵対国」と位置づけ対決姿勢を鮮明にしていますが、表彰台で中国と韓国の選手との自撮りに応じたことも話題になりました。

北朝鮮は2016年のリオデジャネイロ大会のあと、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を理由に前回2021年の東京大会には参加せず、夏のオリンピックに参加したのは8年ぶりで、国営メディアはメダルの獲得を連日伝えるなど国威の発揚も図っています。

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