スペイン・カタルーニャ自治州のプチデモン元州首相(手前)=8日、バルセロナ(ロイター=共同)

 【パリ共同】2017年にスペイン北東部カタルーニャ自治州独立の是非を問う住民投票を強行した後、国外に逃れたプチデモン元州首相が、8日にスペインに一時帰国したものの再び出国した。プチデモン氏が9日夜、X(旧ツイッター)で明らかにした。スペイン警察に追われていたが逮捕を逃れた。  プチデモン氏は「非常に困難な数日間を経て、今(ベルギー・ブリュッセル郊外)ワーテルローにいる」と投稿した。警察は逮捕機会を逃したのは失態だとして非難を受けている。  7年ぶりに帰国したプチデモン氏は8日、州都バルセロナで支持者らを前に演説。州議会で行われた次期州首相の選出投票に出席予定だったが中止し、姿を消した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。