ルカシェンコ大統領(タス=共同)

 今年7月で大統領在任30年を迎えたベラルーシのルカシェンコ大統領は10日、視察先の東部モギリョフ州で、来年実施される大統領選への7選出馬を求めた住民に「私が永遠(の大統領)でないことに皆さんは慣れていかなければならない」と述べた。同国メディアが報じた。現時点での出馬可否の考えは明かさなかった。  ルカシェンコ氏は「明日や明後日に皆さんの前から去るということではない」としつつ、大統領職を去る前に「平和で平穏な国を残さなければならない」と語った。  ロシアの同盟国ベラルーシはウクライナ侵攻を支援しているとして、ルカシェンコ氏ら政権幹部らが米欧の制裁対象となっている。


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